ハイブリッドクラウド運用での課題、アクセス管理・連携を簡単に

Oktaはもっぱらクラウドアプリケーションのアクセス管理ベンダーとして知られてきましたが、プロトコルのサポートとネットワーク統合パートナーによって、オンプレミスアプリケーションにも対応範囲を広げてきました。Oktaには、クラウドツーグラウンド(C2G)への全面的対応も期待されていました。このたび、ハイブリッドクラウドエンタープライズ環境を全面的にカバーする待望のOkta Access Gatewayが、ついに発表となります。多くのOktaのお客様がすでに使用しているこの新しいテクノロジーにより、Webアクセス管理・連携を最新化し、従来のアイデンティティスタックの課題に縛られることなくクラウドへの経路を確保できます。 将来のIT環境としてクラウドが大きな注目を集めていますが…

クラウドサーバーのアクセス制御・保護するセキュリティ対策

安全なクラウドインフラストラクチャでコンテキストに応じた継続的アクセス管理を実現する新製品、Okta アドバンストサーバーアクセスを発売いたします。アドバンストサーバーアクセスは、オンプレミス、ハイブリッド、クラウドサーバーなどのITインフラストラクチャをシームレスな方法で活用する企業に向けてダイナミックアクセス制御を一元化して、資格情報の盗難、再利用、スプロール化、放棄された管理アカウントに起因するリスクを軽減するセキュリティ対策ソフトです。Personal Capital社、Workiva社、MailChimp 社、VirtualHealth社などのOktaのお客様が、すでにアドバンストサーバーアクセスをご利用されています。 企業の最も重要なインフラストラクチャ「サーバー」を保護…

パスワードスプレー攻撃とは?:増加の理由と検知・対策

パスワードスプレー攻撃とは、攻撃者が被害者のアカウントにアクセスするために、ユーザーが使用する可能性の高いパスワードを試すことです。ここ数年、サイバーセキュリティで最もホットなトピックの1つとなっています。大々的に報じられた侵害事件が複数件起こり、セキュリティベンダー、メディア、セキュリティコミュニティ全体から大きな注目を集めています。この記事では、パスワードスプレー攻撃が増加している理由と、検知・対策のために組織が実行できる手順について説明します。 パスワードスプレー攻撃とは? 簡単に言うと、パスワードスプレー攻撃とは、攻撃者が被害者のアカウントにアクセスするために、ユーザーが使用する可能性の高いパスワードやIDを試し、攻撃をするサイバー攻撃の一種です。パスワードスプレー攻撃により…

パスワードレスログインの正式なWeb標準「WebAuthn」とは

2019 年 3 月、W3C(World Wide Web Consortium)W3Cは、「WebAuthn」がパスワードレスログインの正式な Web 標準になったと発表しました。「WebAuthn」は、幅広いアプリケーション(Microsoft Edge、Chrome、Firefox、モバイルアプリなど)でサポートされており、この数年の間にさらに普及する Web 認証だと考えられています。 このページでは、現在の認証方法の弱点と「WebAuthn」のメリット、「WebAuthn」の最適な認証フローについて詳しくご説明します。 現在の Web 認証方法の弱点 「WebAuthn」が開発された理由とその多様な機能について説明する前に、まずはユーザー認証の歴史と…

安全な認証のためのプレイブック

クレデンシャルスタッフィングや同様の攻撃手法の台頭により、ユーザー名とパスワードによる単純な認証では攻撃を抑止できなくなっています。Verizonのデータ侵害調査レポートによると、2018年に55,000件以上セキュリティインシデント、2,200件のデータ侵害が確認されました。これらのインシデントの81%は窃取されたパスワードや弱いパスワードに関連して発生しました。 データ侵害の急増と消費者からの信頼の喪失に伴い、Webアプリケーションのセキュリティ態勢の見直しが企業に迫られています。そのためには、まず安全性のより高い認証方法を探索する必要があります。 この記事では、現在一般的な認証方法の種類について説明し、それらを最善の形で実装するためのヒントを紹介します。…

FIDO認証の標準規格(UAF、U2F、FIDO2)を解説

FIDOは、認証技術の1つで、ラテン語で「信頼」を意味するfidoに由来する頭字語であり、エイブラハム・リンカーンが飼い犬の名前に使用したことで広く知られるようになりました。人間にとって良き友である愛犬にぴったりの名前であるのと同様に、信頼が鍵となるセキュリティの世界で使用するのにもふさわしい言葉です。 技術的な意味で使用されるFIDO(Fast IDentity Online)は、2012年に登場し、PayPal、Lenovo、Google、Visa、Microsoftなど、FIDOアライアンスと呼ばれる大手テクノロジー/金融企業の後ろ盾を得ています。公開鍵暗号に基づくFIDOの標準規格は、ほぼすべてのタイプの認証をサポートするように設計された一連のプロトコルです。たとえば、指紋…

シングルサインオン(SSO)のデメリットになりうる課題と解決

Oktaでは、認証とセキュリティに関する最新のアイディアやベストプラクティスの共有を積極的に行っており、その中には認証やセキュリティに関する誤解を解く作業もあります。このブログは、シングルサインオン(SSO)に関する良くある勘違いや誤解を解くシリーズの第 4 弾です。今回は、SSO(シングルサインオン)に関してOktaが把握しているすべての課題・デメリットをご紹介し、紐といていきたいと思います。 SSOの導入には時間も労力もかかる、というのが一般的な考えです。ADFなどの従来のソリューションではそのとおりかもしれません。しかし、最新のクラウドベースのSSOの場合、そのようなデメリットはありません。 SSOを導入しなかった場合に起こる課題 現在、火曜日の午前11時15 分です。Laura は…

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