Okta、ソフトバンクとマルチテナント型MSPパートナー独占契約を世界で初めて締結

アイデンティティ管理サービスを提供するOkta, Inc.(本社:米国・サンフランシスコ 以下「Okta」)の日本法人Okta Japan株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:渡邉 崇)は、ソフトバンク株式会社(以下「ソフトバンク」)が提供する法人向けデバイス管理サービス「ビジネス・コンシェル デバイスマネジメント(以下「BCDM」)」の新サービス開始にあたって、ソフトバンクとマルチテナント型マネージドサービスプロバイダー(MSP)パートナーの独占契約(日本国内のみで2年間限定)を世界で初めて締結したことを発表します。

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BCDMを利用するお客さまは中堅・中小規模の法人が多く、日常の業務で使う複数のSaaSアプリケーションへの多要素認証(MFA)による安全なアクセスとシングルサインオンによる利便性の両立、従業員の入社時でのアクセス権付与や退職者のアクセス権解除などで課題を抱えています。今回、マルチテナント型でサービスを提供できる仕組みの開発でOktaが協業し、ソフトバンクとマルチテナント型MSPパートナーの独占契約を締結したことで、ソフトバンクはBCDMの新サービスを通じてOktaのシングルサインオン、多要素認証、ライフサイクル管理などの機能を国内のお客さまに簡単に提供できるようになりました。これにより、お客さまはゼロトラストセキュリティの重要な要素である認証・認可を強化することができます。このBCDMの新サービスは、2024年2月29日よりサービス申込の受付を開始します。

マルチテナント型MSPは、複数のお客さまのテナント(マルチテナント)を管理しつつ、お客さまが必要とするOktaの機能を代行して提供するパートナーです。今回ソフトバンクは、Oktaの世界初のマルチテナント型MSPパートナーとなります。Oktaは、ソフトバンクと提携して、国内の中堅・中小企業の市場で求められるアイデンティティ製品の機能を提供することで、国内市場の成長をさらに加速させ、Okta Workforce Identity Cloud(Okta WIC)サービスの対象市場を拡大してまいります。

ソフトバンクがBCDMの新サービス提供にあたってOktaを選択した理由として次のように述べています。「アイデンティティ管理のリーディングカンパニーであるOktaと新たなサービスを提供開始できることを大変喜ばしく思います。今回のOktaとの協業により、日本のアイデンティティ管理マーケットにおける新たな需要を喚起できると考えております。Oktaが提供する高品質なユーザ管理機能とソフトバンクのBCDMを連携して提供することにより、お客さまのデジタルトランスフォーメーションを強力に支援できると期待しています。今後も良好なパートナーシップを継続し、さらなる価値をお客さまへ提供していけるよう尽力してまいります。」(ソフトバンク 専務執行役員 桜井 勇人 氏)

Okta Japan株式会社の代表取締役社長、渡邉 崇は、次のように述べています。「今回のBCDMの新サービス展開にあたって、ソフトバンク様がOktaを選択してくださったことを大変嬉しく思います。ソフトバンク様はすでにBCDMサービスで中堅・中小企業の市場における大規模な顧客基盤を持っております。BCDMを通じてOktaのアイデンティティ管理ソリューションの機能を簡単に、より多くのお客様にご提供できることは当社の国内展開におけるゲームチェンジャーとなります。ソフトバンク様と協力しながら、お客さまの課題解決に貢献してまいります」

ビジネス・コンシェル デバイスマネジメント(BCDM)について
現在、約1万6千社の企業で、約240万のデバイスに「ビジネス・コンシェル デバイスマネジメント」(BCDM)が導入されています。BCDMはマルチOS対応で、ポリシーやアプリケーション配信時の状況確認などの管理サイトを提供し、より簡便なデバイス管理を実現しています。サービスの詳細およびお客さまからの問い合わせ先は、こちら(https://www.softbank.jp/biz/services/security/bcdm/)をご覧ください。