Okta取締役兼取締役副会長、共同創業者、元最高執行責任者

フレデリック・ケレスト(Frederic Kerrest)

共同創業者のFrederic Kerrestは、Oktaの副会長を務めています。2009年7月から取締役も務めてきました。2009年から2023年11月までは最高執行責任者として、Oktaの日々のオペレーション、社員やパートナー、お客様との業務を通じて、「誰もがあらゆるテクノロジーを安全に利用できるようにする」というOktaのビジョンを実現する責任を担いました。また、主要な経営幹部として、Oktaとお客様を成功に導くために、重点施策の策定に尽力しました。企業戦略、経営企画、戦略的パートナーシップ、Oktaの社会的インパクトの向上を目指す「Okta for Good」の監督にも携わりました。

前職は、Salesforce.com にてセールスおよび事業開発を担当。Hummer Winblad Venture Partners 社ではベンチャーキャピタル事業を手掛けました。

著書の『Zero to IPO』は、自身の経験や世界的起業家の経験に基づいて、スタートアップを構築するためのガイドブックです。WSJ誌ベストセラーにもランクインした同著書は、シリコンバレーの創業者、投資家、起業家の経験から学ぶ、受賞歴のある同名のポッドキャストから生まれたものです。Kerrestはまた、創業初期のソフトウェア企業に助言するとともに、スローン経営大学院のMITコーポレーション客員委員会のメンバーを務めています。

スタンフォード大学でコンピュータサイエンスの理学士号を取得し、MITスローン経営大学院で起業およびイノベーションのMBAを取得しました。また、同大学院では、2008年のMIT Patrick J. McGovern, Jr. Entrepreneurship Awardを受賞しています。