Oktaの管理コンソールとダッシュボードのデザイン刷新 — GAで利用可能に!

作者について

Daniel Lu

Senior Product Marketing Manager, Single Sign-On

Daniel Lu is a Product Marketing Manager at Okta focused on Okta’s Single Sign On product. He’s responsible for growing the Single Sign On business and takes every opportunity to discuss why Okta has the best Identity and Access Management platform in the market. Daniel has focused his career on scaling great businesses. Prior to Okta, Daniel was part of business strategy at Adobe and before that, he co-founded a golf company.

Daniel holds an MBA from Northwestern University and a BS in Electrical Engineering from University of California, Davis. He’s a rare Bay Area native and currently lives in San Francisco. When he can, Daniel tries to make time for international travel, new restaurants, and exercise.

19 4月 2021 読了目安時間: ~

Oktaのお客様からは、Oktaで気に入っていることの1つが管理者のエクスペリエンスであるという声がよく聞かれます。アイデンティティとアクセス管理のあらゆるニーズのオーケストレーションを一元化できる点が好評です。Oktaはユーザーを管理したり、アクセスを保護するために、さまざまなツールや画面の間で行き来する必要がありません。即座に使用開始できる構成や、ガイド付きウィザードのシンプルさも歓迎されています。新しいアプリケーションのデプロイや新しいポリシーのセットアップなど、一般的なジョブを迅速かつ簡単に実行できます。Oktaを使用することで、セキュリティのベストプラクティスを簡単に導入できます。ITは、アクセス制御に労力をかける代わりに、ビジネスを促進する課題への対応に注力できます。これがお客様に評価されているのです。

Oktaの管理者エクスペリエンスの中心となるのは、Okta管理コンソールです。この管理コンソールのデザインが新しくなり、リリースされました。エンドユーザー向けOktaダッシュボード画面のデザインが最近刷新されたことを受けて管理コンソール画面も更新され、最新の外観と操作性が導入されました。より直感的に使用できるようになり、モバイルデバイスでのナビゲーションもより簡単になりました。また、Oktaの管理ダッシュボードのデザインも新しくなってウィジェットが追加され、Okta環境の健全性を診断するための新しい手段が提供されるようになりました。これは、GAの機能の一部として自動的に有効になります。以下に詳しく紹介します。

最新のデザインでアクセシビリティを向上

まず、新しいフォントと色をはじめとして、より美しい外観になりました。視覚的な魅力が増しただけでなく、インクルーシブでアクセシビリティの高いデザインを実現するというOktaの目標を後押しするものになっています。

ナビゲーションメニューも左側に移動しました。これがデザインの拡張性と汎用性を強化させる基盤となり、将来的にメニューを成長させる余地が生まれます。各ページ上部には検索バーが表示されるようになり、必要なものをこれまで以上に迅速かつ簡単に見つけることができます。

最新のデザインでアクセシビリティを向上

モバイルフレンドリーなナビゲーション

Oktaは外観と操作性だけでなく、モバイルデバイスでの管理コンソールの応答性も向上しました。管理コンソールはブラウザウィンドウのサイズに動的に適応し、より小さな画面でも表示しやすくなりました。これは、デスクトップやノートPCから離れた場所から管理コンソールにアクセスする際のエクスペリエンスの向上を求める管理者からの要望でした。今回の新しいOktaのデザインでは、管理コンソール全体が完全にモバイル対応になったわけではありません。しかし、将来的に管理コンソール全体でエクスペリエンスをよりモバイルフレンドリーにするための基盤となります。

モバイルフレンドリーなナビゲーション

ウィジェットを使用した新しい管理ダッシュボード

Oktaの管理ダッシュボードは、管理者がOkta管理コンソール画面に移動したときに最初に表示されるものです。Oktaの管理ダッシュボードには、管理者が知っておく必要がある最も重要な情報が単一のビューにまとめられています。新しいデザインの管理ダッシュボードでは、より実用的な洞察が管理者に提供されるようになりました。これには、いくつかの新しいウィジェットが使用されます。

  • 概要:ユーザー、グループ、SSOアプリの合計数と変化率
  • ステータス:Oktaサービスのグローバルなステータスと組織固有のエージェントのステータス
  • タスク:管理者が完了すべき重要なタスク
  • 組織の変更:Okta組織に対する特定の管理者変更の監査ログ
  • セキュリティ監視:組織内の優先度の高いセキュリティイベント
ウィジェットを使用した新しい管理ダッシュボード

Oktaは、ダッシュボードに表示される情報をさらにカスタマイズするため、引き続きウィジェットを増やすとともに、管理者がウィジェットを移動、追加、削除できるようにしていく計画です。

Oktaエージェントの健全性を簡単に表示

Oktaには、Active Directory、LDAP、IWAなどのオンプレミスリソースにOktaを接続するためのエージェントを複数提供しています。複数のOktaエージェントを展開している組織の管理者は、これらのエージェントの健全性を監視し、トラブルシューティングするための簡単な方法を求めていました。新しいOktaエージェントページには、顧客のオンプレミスサーバーに接続されているすべてのOktaエージェントのステータスとバージョンが表示されます。

Oktaエージェントの健全性を簡単に表示

開発者を念頭に置いて構築

最後に、Oktaの新しい管理コンソールには開発者の管理コンソールが取り込まれています。これまで、Oktaは開発者用の管理コンソールを個別に提供していたため、開発者は2つのビューの間で頻繁に切り替える必要がありました。この余分なステップのために、摩擦と混乱が生じていました。しかし現在、開発者は単一のビューを使用することによるメリットを全面的に享受できるようになりました。さらに、開発者に焦点を絞った機能改善もいくつか追加されました。

  • 事前に入力された詳細を含むサンプルアプリをダウンロードする
  • クライアント資格情報を簡単にコピーする
  • 開発組織の残りのアプリについて、割り当てをすばやく確認する
開発者を念頭に置いて構築

一般提供(GA)で利用可能に

気に入っていただけましたでしょうか。さらに良いニュースがあります。2021年4月時点で、新デザインのOkta管理コンソールとダッシュボードの両方とも一般公開で利用可能であり、本稼働のテナントで自動的に有効になります。設定を再構成する必要はなく、すべて新しいデザインに移植されます。一時的に古いデザインに戻したい場合、管理者は2021年6月まで新旧のデザインの間で切り替えるオプションを利用できます。新しいOktaのデザインをお楽しみください。以下がプレビューです。

作者について

Daniel Lu

Senior Product Marketing Manager, Single Sign-On

Daniel Lu is a Product Marketing Manager at Okta focused on Okta’s Single Sign On product. He’s responsible for growing the Single Sign On business and takes every opportunity to discuss why Okta has the best Identity and Access Management platform in the market. Daniel has focused his career on scaling great businesses. Prior to Okta, Daniel was part of business strategy at Adobe and before that, he co-founded a golf company.

Daniel holds an MBA from Northwestern University and a BS in Electrical Engineering from University of California, Davis. He’s a rare Bay Area native and currently lives in San Francisco. When he can, Daniel tries to make time for international travel, new restaurants, and exercise.

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