Okta City Tour Tokyo 2023レポート: 製品を体験できるワークショップを開催

5月24日にOkta City Tour Tokyo 2023が開催されました。当日はCEOのトッド・マッキノンやOkta Japan株式会社の代表取締役社長の渡邉によるキーノートに加え、お客様による最新事例の紹介、パネルディスカッションなど、さまざまな形式で最新情報をお伝えしました。

また、別会場ではWorkfoce Identity CloudCustomer Identity Cloudそれぞれの製品を体験できるワークショップが開催されました。この記事ではそれぞれの様子をお届けします。

Workforce Identity Cloudワークショップ

Workforce Identity Cloudは従業員やパートナーに対して安全なアクセス環境を提供する認証基盤を提供します。ワークショップではノーコードでアイデンティティプロセスの作業を自動化できるOkta Workflowsについてソリューションエンジニアの井坂大野が講師を務めました。

ワークショップの題材: Okta Workflows

今回はOkta Workflowsの利用方法についてのワークショップとなりました。まず、実行フローや管理コンソールからのアクセス方法や、インテグレーション、コネクターについての解説が行われました。また、当日発表されたSmartHRコネクターについても紹介されました。

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その後、手順に沿ってワークフローの作成やイベント、カードの作成、他システムとの連携など、さまざまな機能について体験いただきました。

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設定項目も多く、ボリュームが盛りだくさんの内容となりましたが、受講者のみなさんにOkta Workflowsをご理解いただけたのではないでしょうか。

Okta Workflowsの使い方についてはこれまでも何回かに分けてBlogでご紹介しています。

Customer Identity Cloudワークショップ

Customer Identity Cloudはさまざまな業界のコンシューマーアプリやSaaSアプリの認証基盤を提供します。今回のワークショップはこれまで製品を利用したことがない開発者を対象としてソリューションエンジニアの細谷が講師を務めました。

ワークショップの題材: はじめてのCustomer Identity Cloud

まず最初にCustomer Identity Cloudの特長や管理画面の利用方法について説明が行われました。Customer Identity Cloudを利用するとID/パスワード認証だけでなく、ソーシャルログインや多要素認証(MFA)を簡単に設定できます。

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冒頭の説明の後にはシングルページアプリケーション(Single Page Application、SPA)に認証機能を実装する方法について演習形式で体験いただきました。演習の中ではロゴや色、さらに文言をカスタマイズしカスタマイズされたログイン画面を構築する、という内容も含まれていました。

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事前にローカルPCに開発環境をご準備いただく形となり、まさに開発者むけのワークショップだったのではないでしょうか。

まとめ

今回は1時間という短い時間のワークショップとなりましたが、多くの皆様にご参加いただけました。それぞれのワークショップの公開資料や無料トライアルについては下記よりアクセスいただけます。ぜひ、このワークショップをきっかけとして他の機能もお試しください。