
ロンドン・ガトウィック空港は Okta で飛躍
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MichaelIbbitson氏: 私は、Michael Ibbitsonです。英国で2番目に大きな空港であるロンドン・ガトウィック空港の最高情報責任者をしています。本空港のCIOとして、乗客がすばらしく、革新的な体験を確実に得られるように、実に重要な役割を果たすように求められています。そのような中で、ITが非常に大きな役割を果たします。私たちは、手荷物預け機システムなどにも関わっています。また、顔認識や生体認証システムを利用して、お客様がよりすばやくセキュリティを通過できるようにしています。また、スタッフ全員に、空港内で何が起こっているのかをメールで知らせてくれるようにBYOD(Bring Your Own Device、自分のデバイスを持ち込むこと)を許可しているので混乱に対処できます。私たちが行っている対策は実に多岐にわたっており、とてもわくわくするような接客ができています。
会社は2つに分かれています。1,000人から1,100人のオフィスワーカーと、1,400人から1,500人のオペレーションワーカーがいます。彼らは、セキュリティ、飛行場、ターミナルのいずれかで働いています。この1,500人の従業員は、毎日会社に出勤しているわけではないので、メールが使用できず、インターネットにもアクセスできませんでした。メールをチェックしたり、インターネットにアクセスしたりするためには、特別に設置された2つのインターネットカフェに行かなければなりませんが、もちろん彼らはそんな面倒なことはしません。彼らはシフト制で働いています。その勤務形態はハードです。所定の場所に行くのは不便でした。
ITが対応できる範囲をほとんど超えて働いていました。私たちは、そのような従業員とのエンゲージメントを向上させたいと考えていました。メールやイントラネット経由で会社からのメッセージを受け取ることができるようにしたかったのです。当社にとって、それを実現するための手段をOktaが与えてくれました。つまり、Oktaは、メールやYammerへのアクセス、Boxへのアクセスを可能にし、他のユーザーと同じようなサービスを通してITリクエストを行う機会を与えてくれました。これは私たちにとって非常に大きな力となりました。
ヨーロッパの企業が米国の企業と仕事をする場合、私たちにとっては、相手がセーフハーバー組織を持っていることを保証するだけでなく、SOX法やISO 27000などの他の義務を果たしているか、また、内部プロセスがその認証をバックアップしているかを確認する必要があります。Oktaは、実際にそのような作業を実施しているか、どのように実施しているかを確認できるようにしてくれました。また、必要に応じて、作業が進んでいることを確認するために、当社自身でミニ監査を実施することもできました。
私たちの空港は24時間365日稼働しています。つまり、すべてのアプリケーションスタックは24時間365日稼働する必要があります。私たちにとってレジリエンスは大きな関心事だと思います。Oktaのおかげで、過去4年ほどの間、ダウンタイムを最小限に抑えて運用できることがわかりました。2013年はダウンタイムがゼロだったと思います。私たちは、チーム内のあらゆるレベルの人を巻き込んで、良好な人間関係を数多く育んできました。Oktaは非常に積極的な組織で、顧客に対してフレンドリーで、顧客を重視しています。この点がとても重要だと思います。
英国で2番目に大きな空港であるロンドン・ガトウィック空港には、ネットワークやメールにアクセスする必要のある従業員が2つのグループに分かれていました。1つはオフィスで働くグループ、もう1つは空港の現場で働くグループです。Oktaは、空港内の現場で働く従業員が自分のモバイルデバイスからメールやアラート、アプリに以前よりもはるかに簡単にアクセスできるようにしました。Oktaは米国を拠点としており、ロンドン・ガトウィック空港は英国にあるため、ロンドン・ガトウィック空港が契約を結ぶ前に、Oktaがセーフハーバー認定、SOPSコンプライアンス、ISO 27000を取得していること、そしてOkta社内のプロセスが彼らの持つ認証を裏付けるものであることを確認する必要がありました。