今年のサイバーセキュリティ意識向上月間では、アイデンティティがこれまで以上に重要視されています。今年も残すところあと3か月となり、2024年を目前に控えた今、セキュリティを取り巻く状況は厳しさを増しています。そのため、消費者も企業も、サイバーセキュリティに対する取り組み方を変える必要があります。

毎月のように、注目を集めるセキュリティインシデントが発生しています。データ侵害、認証情報窃取、フィッシング攻撃は、大企業だけでなく、私たちの身近な友人や家族にも驚くほどの頻度で発生しています。

統計データは厳しい現実を示しています。侵害の86%は認証情報の不正利用に起因しており、その原因はフィッシング攻撃の成功によるものです。一部のレポートによると、これは一般消費者だけでなく、企業にとっても大きな金銭的負担となっています。2022年には、フィッシング攻撃の成功による企業の直接的な金銭的損失が76%増加しました。

Oktaの創業以来の使命は、誰もが、あらゆるデバイスから、あらゆる場所で、あらゆるテクノロジーを安全に利用できるようにすることです。

そのためOktaでは、サンフランシスコで開催されたOktane 2023カンファレンスにおいて、製品イノベーションを推進するOkta AIを発表しました。これにより、企業が新たなセキュリティリスクの状況に対応できるよう支援します。

1. Okta AI

Okta、Okta AIを発表 – AI時代に人とテクノロジーを安全につなぐ | Okta

Okta AIは、アイデンティティ向けのAIです。AIを活用した一連の機能であり、企業はAIの力を利用して、より優れたエクスペリエンスを構築し、サイバー攻撃から保護できるようになります。Okta PlatformとAuth0 Platformの両方に組み込まれたOkta AIは、最新のAIモデルと、Okta独自のクラウドソースの脅威インテリジェンスおよびアイデンティティデータを活用して、リアルタイムのアイデンティティアクションを強化します。

2. パスキー(パスワード不要)

Okta、パスキーのサポートを開始し、企業のパスワードレスの未来を実現 | Okta

パスワードはもう時代遅れです。Oktaのパスキーで、安全かつシームレスなパスワードレス認証を実現しましょう。開発者やデジタルチームは、スイッチを切り替えるだけで、高度なパスキーサポートをアプリにすばやく追加し、フィッシング耐性のあるパスワードレス認証の導入を促進できます。

3. SaaSの迅速なイノベーション(アプリの認可、SCIMなど)

マクロ経済からの圧力が変化し続ける中、SaaS企業はより少ないリソースで、より多くのことを成し遂げる必要があります。AIによって競争環境は一変しました。そのためSaaS企業は、これまで以上のことを成し遂げる必要があります。顧客が変化のスピードに対応できるようにするだけでも、スピードとセキュリティの向上は不可欠であり、期待以上の成果を出すとなればなおさらです。

Fine Grained Authorization(FGA)を使用すると、開発者は一元的で柔軟性、拡張性、使いやすさに優れた方法で認可モデルを設計できます。

ドメイン間アイデンティティ管理の標準規格であるSCIMをサポートするようになりました。これにより、お客様は複数のアプリケーションにわたるユーザーアクセスのプロビジョニングとデプロビジョニングを自動化できます。

一方、セルフサービスのシングルサインオン(SSO)を利用することで、Oktaのお客様はSSOの構成とメンテナンスを自社のアプリケーションの顧客に委任できるようになり、スケーラビリティ、カスタマイズ性、セキュリティが向上します。

4. Highly Regulated Identity(規制対象業界のセキュアなトランザクションをサポート)

Highly Regulated IdentityでセキュリティとUXを向上(auth0.com)

機密性の高い操作においてセキュリティとUXを両立させるため、Auth0 by OktaでOkta Highly Regulated Identity(HRI)の提供を開始します。このFinancial Grade Identity™機能セットには、高度なセキュリティプロトコル(FAPI)、保証レベルが高いステップアップ認証(強力な顧客認証、すなわちSCA)、カスタマーマネージドキー、承認フロー向けの追加のカスタムポリシー制御とUX強化が組み込まれています。

こうした要素は、ユーザーが送金、支払い、医療記録へのアクセスといった機密性の高い操作を安全かつ直感的に行えるようにする、実用的なソリューションを構築するために不可欠です。

AI時代に突入する今、データ詐欺、個人情報の盗難、その他のオンライン上の危害から保護するために、アイデンティティセキュリティがかつてないほど重要かつ不可欠になっています。

どのようなテクノロジーをお使いの場合でも、Oktaは、お客様とお客様の企業がログインしてからログアウトするまで、あらゆるテクノロジーをリアルタイムで安全に利用できるようにすることを使命としています。

アイデンティティ施策を推進