Roblox社員が入社初日から重要なアプリケーションを安全に利用できる環境を実現

2,500人以上

FastPassによるフィッシング耐性のある認証で保護されている従業員数

2週間未満

FastPassの導入にかかった時間

300以上

従業員のライフサイクル管理を自動化するために導入されたWorkflowsの数

入社初日から

Oktaを活用して新入社員にアクセス権を提供

「Oktaを活用した当社のアイデンティティ管理プロセスは、効率的で安全性にも優れています。入社前の段階で、社員にはすでにOktaアカウントが用意されています。入社後はオリエンテーションを受け、FastPassを登録すれば、すぐに業務を開始できます。これはOktaなしでは実現できなかったことです」

Roblox,

Principal Enterprise Applications Engineer, David Whitten

数百万人のゲーマーを支えるために、従業員アカウントを保護

2004年に誕生したRobloxは、現在では世界トップクラスの人気ビデオゲームへと成長しました。Robloxが提供する仮想空間では、プレイヤーがコンテンツを制作して友人と共有し、思い描くあらゆる存在になることができます。月間アクティブユーザー数は5,000万人を超え、同社は膨大な数のプレイヤーを支えて、その安全を守っています。こうしたプラットフォームを滞りなく運営するには、先を見越して行動できる、強固なセキュリティ意識を持った効率的な社内チームが不可欠です。同社では、パッケージ製品を購入するのではなく可能な限り社内開発する方針を採っています。一方で、独自のマルチクラウドインフラストラクチャをさらに強化するうえで、パートナーとの連携も有益な手段だと考えています。

Robloxのアイデンティティ管理チームは、世界中にいる2,500人以上の従業員をサポートしています。これら全従業員のアクセス権限を管理するため、プラットフォームやクラウドに依存しないOkta Workforce Identityを当初から採用しました。また、将来新たな課題に対応しながらアイデンティティソリューションを強化・進化させていくためのパートナーを得られることも導入の決め手でした。「アイデンティティに関してサポートが必要になったときはいつでも、Oktaに相談できます」と語るのは、プリンシパルエンタープライズアプリケーションエンジニアのDavid Whitten氏です。「Oktaの協力のおかげで、必要な情報や担当者にもアクセスできるため、私たちのニーズに合ったソリューションを構築できます」 

その後同社は、フィッシング耐性のある認証を導入すれば、エンドユーザーの利用体験をもっとシンプルにできるのではないかと考えました。そうすれば、パスワードを狙った攻撃ベクトルを排除し、進化し続ける脅威に先回りして対応できるようになります。また、外部ビジネスパートナーのアクセス管理をはじめとするアイデンティティインフラストラクチャの一部についても、自動化によって運用を改善できることが分かりました。「購入よりも自社開発」を重視する方針の中で、同社は今後のアイデンティティ管理の方向性を決める必要がありました。

セキュアで使いやすい認証を実現するためのアイデンティティパートナーの選定

Robloxには新たなソリューションを独自に設計する力がありましたが、戦略的パートナーとしてのOktaとは目指す方向性が合致していることを見出しました。そして、Robloxのチームはこのパートナーシップを通じて、必要なソリューションをOktaと共同で開発するとともに、アイデンティティ管理のあらゆる側面にセキュリティを組み込んだ強固なIdentity Security Fabricを確立できると確信しました。「私が常に目指しているのは、セキュリティの強化とユーザー利便性の向上を両立させることです。Oktaは、その目標達成に向けた追加機能の開発に意欲的に協力してくれました」とWhitten氏は語ります。RobloxはOktaのチームと協力し、自社のセキュリティ方針に適合するパスワードレスソリューションを改良することで、ユーザーが可能な限りスムーズにアプリケーションへアクセスできる環境を整えました。 

一方、ITチームは特にカスタマーサポート等を担当する契約社員を対象としたアイデンティティガバナンスの自動化について、Oktaとともに検討を進めました。「サポート担当者の契約終了や離職に際してオフボーディングの手続きを行うには、チームリーダーが手作業でスプレッドシートを更新し、人事部に連絡した後、別の担当者が再びスプレッドシートを開いてステータスを変更する必要がありました」とWhitten氏は振り返ります。「誰がアクセス権を持っているのかを全員が正確に把握でき、かつその権限変更を効率的に行える仕組みが必要でした」。この変革には、役割に応じたアクセス権の付与と取り消しに加え、ユーザー自身が必要に応じて追加のツールを申請できるセルフサービス機能を盛り込む必要がありました。誰もが必要なアプリにアクセスできるようにしつつ、過剰な常時アクセス権限を厳格に監視・制御するためです。

一元的なガバナンス管理で、入社初日からアクセス権の付与を自動化

Oktaとの連携により、Robloxは2週間足らずでフィッシング耐性のあるパスワードレス認証「FastPass」のデプロイを完了しました。「FastPassを当社のアイデンティティ基盤全体と連携させたことで、新入社員は初日から、1回のセキュアなログインで業務に必要な各種アプリケーションへ即座にアクセスできるようになりました」とWhitten氏は語ります。FastPassをWorkflowsおよびOkta Identity Governance(OIG)と組み合わせることで、同社はマルチクラウド環境にまたがる膨大な自社開発アプリ群を統合連携させています。これにより、明確なガバナンスと監視体制を維持しながら、全ユーザーが必要なツールへ安全かつ容易にアクセスできる環境を構築しました。同社では300を超えるWorkflowsを活用してライフサイクル管理プロセスを自動化しており、適切なタイミングでアクセス権の変更が確実に実行されるという高い統制力を得ています。「Workflowsが無制限に活用できるため、アイデンティティ管理の観点から望む自動化処理のほぼすべてを実現できます。現在では、FastPassが有効になっているかどうかを自動で確認し、ユーザーをOIGのグループに追加するとともに、生産性を損なうことなくセキュリティポリシーを確実に適用できるようになりました」とWhitten氏は付け加えます。

特に重要なWorkflowの1つがLifecycle Managementと連携しており、新入社員が入社初日から必要なアプリNI即座にアクセスできる環境を実現しています。新入社員には、まずOkta上の「入社前」ロールを通じて、人事管理システムであるWorkdayへの制限付きアクセス権が付与されます。そして、入社初日にステータスが更新されると、Oktaを経由して自身の職務に必要な各種アプリケーションへすぐにログインできるようになります。また、OIGによってアクセス権の監査や追跡も明確に行えるため、役職やアクセス権限の変更があっても、適切な統制と安全性を維持できます。「入社や退職、あるいは担当業務変更の際に、その社員の権限は自動的に更新されます。Okta Identity Governanceのおかげで、特に外部委託先のメンバーをはじめとする全ユーザーに対し、クセス権のみが適切に付与され、その全権限が人事ステータスと常に連動しているという大きな安心感が得られています」

これらのソリューションを統合することで、Robloxは包括的なIdentity Security Fabricを構築しています。アカウントが作成された瞬間からユーザーの本人確認が行われ、Robloxのアイデンティティ管理プロセス全体にセキュリティが組み込まれています。これにより、従業員は生産性を阻害されることなくスムーズに業務を遂行でき、ITチームは企業の急速な成長を支えつつ、Roblox全体のセキュリティを維持できています。「Oktaを活用した当社のアイデンティティ管理プロセスは、効率的で安全性にも優れています。入社前の段階で、社員にはすでにOktaアカウントが用意されています。入社後はオリエンテーションを受け、FastPassを登録すれば、すぐに業務を開始できます。これはOktaなしでは実現できなかったことです」今後は、本人確認やデバイスアクセス制御を含め、アイデンティティ管理プログラムの機能をさらにOktaへ統合していく予定です。これらの機能を、パスワードレス認証やガバナンス機能とともに単一のIdentity Security Fabricへ統合することで、Robloxは従業員のオンボーディングをさらに最適化し、管理者と従業員の双方にとって、よりセキュアでスケーラビリティと運用効率に優れた環境を実現していけるでしょう。

お客様について

Robloxは、前向きな姿勢と思いやりの心をもって10億人の人々をつなぐことをミッションに掲げています。Robloxは、ユーザーがコンテンツを制作し、友人と体験を共有し、思い描いたものになりきることができる究極のバーチャルユニバースです。画面上のあらゆる体験は、数百万人のクリエイターで構成されるRobloxコミュニティによって制作されており、誰もが安全で節度があり、多様性に富んだコミュニティの構築に貢献しています。

アイデンティティ施策を推進

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