非効率なアイデンティティとアクセス管理プロセスを克服
Bloomerangの使命は、非営利団体が永続的な変化を生み出すための支援をすることです。その使命のもと、同社は非営利団体が理念を支えるための資金を集めやすくなるよう、寄付者管理ソフトウェアを提供しています。2012年の設立以来、同社は買収により着実な成長を遂げ、非営利団体に提供する機能を増やしてきました。しかし、機能増加の結果として、アイデンティティとアクセス管理（IAM）プロセスが断片化され、同社はセキュリティインシデントの危険にさらされていました。
BloomerangにはIAMをサポートする専用のチームやプラットフォームがなかったため、同社の従業員は必要なアプリケーションへのアクセスに苦労しており、複数のログインIDとパスワードが必要な場合も少なくありませんでした。Bloomerangは、従業員にとってより安全で効率的、かつユーザーフレンドリーなエクスペリエンスを実現するために、最新のIAMインフラストラクチャを導入することにしました。
クラス最高のソリューションの導入で、従業員エクスペリエンスが向上
Bloomerangは、使いやすさ、拡張性、セキュリティ機能、統合機能などの要素を考慮して、さまざまなIAMソリューションを徹底的に評価しました。チームは、一流のIAMベンダーとしてのOktaの評判も考慮し、Bloomerang のニーズに最適なソリューションとして、Okta Workforce Identityを選択しました。Bloomerangはこのプラットフォームを使用して、プロビジョニングやプロビジョニング解除などの重要なIAMワークフローを自動化し、ビジネスを支える多くのアプリケーションとシームレスに統合して、すべての従業員のエクスペリエンスを標準化しようと考えました。
統一されたアイデンティティプラットフォームによるワークフローの自動化
BloomerangはOkta Workforce Identityを導入し、IAMプロセスを一元化して自動化しました。現在、同社はシングルサインオンを利用して従業員が単一の認証情報で複数のアプリケーションにアクセスできるようにし、セキュリティリスクを軽減して、生産性を向上させています。また、多要素認証によりセキュリティをさらに強化し、不正アクセスを防止しています。同時に、Okta Lifecycle Managementでユーザーのプロビジョニング/解除を自動化することで、BloomerangのITチームの管理オーバーヘッドも削減できています。
同社は、Salesforce、Google Workspace、その他の社内システムなど、119個以上のアプリケーションをOkta Workforce Identityと統合し、技術スタック全体で統一されたIAMエクスペリエンスを提供しています。Okta Workflowsによって、パスワードのリセットやユーザーのオンボーディングなどの日常的なタスクを自動化し、ITリソースをさらに解放できるようになりました。たとえば、ITチームがSlackbotとWorkflowsを統合し、従業員がアカウントのロックを解除したり、パスワードをリセットしたりできるようにした結果、パスワードリセットのチケットは1か月あたり最大80%減少しました。BloomerangはOkta Workforce Identityを導入することで、100%のMFAコンプライアンスを実現してセキュリティを強化し、不正アクセスやデータ漏洩のリスクを大幅に軽減しました。また、自動化によって効率を改善できただけでなく、従業員エクスペリエンスも全体的に向上しました。
Bloomerangについて
Bloomerangは、非営利団体がより優れた寄付体験を実現し、安定した活発な組織を作るのに役立つ、寄付者、ボランティア、および資金調達の総合的な管理ソリューションです。Bloomerangは、堅牢で使いやすいテクノロジーと、人によるサポートやトレーニングを組み合わせることで、非営利団体が効率的に業務を遂行し、支援者との関係を改善して、寄付者とボランティアの基盤を拡大できるように支援しています。
