Year Up United + Okta:セキュアなアイデンティティとAIで未来を切り開く

約95件

ThreatInsightとMFAエラーで毎月ブロックされる不正ログイン試行数

39個

SSOとMFAを有効化済みのアプリケーションの数

「最も重要なのはデータの保護です。私たちはFortune 500企業や大きな財団と一緒に仕事をしています。この責任を果たすために、Year Up UnitedではOktaの多要素認証とシングルサインオンを使用して、学生の記録と寄付者の情報を保護しています」

Tim Porter,

CTO,Year Up United

機会格差の解消

Year Up Unitedは、若者が経済的な機会を広く得られるように取り組んでおり、Fortune 100企業40社以上を含む大手企業でのスキルトレーニング、インターンシップ、キャリアパスの機会を提供しています。

Year Up Unitedは2000年の設立以来、50,000人を超える学生を支援し、1,500社を超える提携企業にインターンを派遣してきました。コミュニティの拡大とともに、Year Up Unitedは10年にわたるOktaとの協力関係を基盤に、Okta Workforce Identityを活用して、スケーラブルで安全なサービス提供を実現しています。同団体がAIの可能性を活用しようと模索する中、このパートナーシップはますます重要になっています。

信頼の上に築かれたコミュニティ

何千人もの学生と企業がYear Up Unitedを利用してチャンスを見つけています。卒業生、スタッフ、企業パートナー、寄付者などの多様なユーザーベースは強みであると同時に、アイデンティティとアクセスを安全に管理する上での課題でもあります。

「最も重要なのはデータの保護です」と語るのは、Year Up UnitedのCTOであるTim Porter氏です。「私たちはFortune 500企業や大きな財団と一緒に仕事をしています。この責任を果たすために、Year Up UnitedではOktaの多要素認証(MFA)シングルサインオン(SSO)を使用して、学生の記録と寄付者の情報を保護しています」役割ベースのアクセスと最小権限の原則は、適切な権限を持つスタッフのみがデータにアクセスできるように設計されています。「非常に機密性の高いリソースにアクセスするチームもあるため、アクセスを制限する必要があります」とTim氏は言います。

オンボーディングとオフボーディングはLifecycle Managementで自動化され、保護されています。「この仕組みによりアカウントの作成が行われると同時に、重要なのがコアシステム全体でのアカウント無効化です」とTim氏は言います。また、位置情報に基づくアクセスコントロールも重要な役割を果たしています。「セキュリティオペレーションセンターは24時間365日体制で、アクセス要求の送信元を監視し、疑わしい要求を素早くブロックしています」

最高水準を維持

Year Up Unitedは、コンプライアンスに関して高い水準を設定しており、FERPAやDFARSなどのフレームワークに沿ってセキュリティ態勢を構築しています。「数多くのFortune 500企業と提携しているため、大抵の非営利団体に比べると、はるかに高い水準でデータを保護する必要があります」とTim氏は言います。

この責任を果たすために役立っているのが、強力なレポート機能と監査の実践です。Oktaの詳細なアクティビティログがYear Up UnitedのサードパーティSOCに送信されるため、リアルタイムで脅威を監視し対応できます。疑わしいアクティビティが検出されたときには、反復不可能なMFAなどの追加ポリシーが適用されます。「全米各地でたくさんの従業員がリモート勤務していますが、Oktaのおかげで、従業員がどこからアクセスしても情報を安全に保護できています」とTim氏は言います。

Okta for Goodを活用して活動をさらに加速

Year Up Unitedにとって、Oktaの社会貢献プログラムであるOkta for Goodは、その影響範囲と効果を最大化する上で不可欠な存在となっています。同団体では、Oktaの製品とサービスの割引価格を活用するとともに、専門家による無償支援も利用して製品を最適化し、安全に導入してきました。

AIの基盤を築く

Year Up UnitedはAIの機会を活用しながら、さらにスマートで効率的なサービス提供を目指しています。AIテクノロジーによって、学生の評価方法や最適なインターンシップ先とのマッチング方法が大きく変化しつつあります。

Year Up UnitedがAWSのAI機能をより多く自社運用に取り入れる中で、今後データの保護が非常に重要になります。「AIの利用に伴って、その基となるデータは増加の一途をたどるでしょう」とTim氏は語ります。「そのデータにスムーズにアクセスできるようにしたいと考えていますが、そのプロセスの一環として、アイデンティティを確立する必要があります。SSOやMFAから位置情報に基づく制御まで、導入するすべてのツールが、これまで以上に重要になります」

データ主導の未来に備える

Year Up Unitedは、AIの可能性に期待して、データの活用をさらに進めようとする中で、信頼できるパートナーとしてAWSとOktaとの関係を深めています。

「データサイエンティストの専任チームを雇うほどの予算はないので、誰がデータを使用しているか、どのアプリケーションにデータがあるかに関わらず、データを保護できる機能があることが重要です。AWSとOktaの2社は私たちの基盤となるテクノロジープラットフォームであり、両社が提供するサービスを活用すれば非常に大きな効果があるでしょう」とTim氏は言います。

非営利団体向けのOkta製品や割引について詳しくは、非営利団体ページをご覧になるか、当社チームまでお問い合わせください。

Year Up Unitedについて

Year Up Unitedは、全米の労働力開発団体です。機会格差をなくし、すべての若者がスキル、経験、サポートを得て、障壁を打ち破り、キャリアの可能性を最大限に発揮できるようにすることを使命としています。

アイデンティティ施策を推進

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