OktaがCloud Native Computing Foundation(CNCF)に参加 | Okta

独立系パートナーとしてアイデンティティをリードするOktaが、Cloud Native Computing Foundation(CNCF)のメンバーになったことをお知らせします。このパートナーシップは、進化し続けるクラウドネイティブテクノロジーの世界に対するコミットメントをさらに前進させ、現代のデジタル環境に安全でシームレスなアイデンティティおよびアクセス管理を提供するという当社のコミットメントを改めて明確に打ち出すものとなります。

CNCFは、クラウドネイティブのエコシステムでイノベーションの中心的役割を担い、クラウドネイティブテクノロジーの開発と採用のためのオープンで協力的な環境を醸成しています。大規模で活発なコミュニティに700以上の組織が参加しているCNCFは、クラウドコンピューティングの未来を形作る上で極めて重要な役割を果たしています。また、Kubernetes、Prometheus、Envoyといった、業界で最も影響力のあるオープンソースプロジェクトを後押ししています。

CNCFが推進する複数のプロジェクトの堅牢性と、基盤となるインフラストラクチャに依存しない運用モデルは、Oktaにメリットをもたらしています。Kubernetes、Containerd、Fluentd、Argos、FluentBit、Helm、Jaeger、Prometheus、Grpc、Open Telemetryなどのプロジェクトは、Oktaの複数のアイデンティティ製品で活用されています。

2022年6月、Oktaはクラウドネイティブ分野へのコミットとして、OpenFGAをCNCFに寄付しました。OpenFGAは、信頼性と低遅延を大規模に実現するように設計された柔軟な承認システムです。Oktane 2023で発表した製品の1つであるOkta Fine Grained Authorizationでも、OpenFGAが中核的機能を提供しています。Canonicalなどのクラウドネイティブベンダーをはじめとして、複数の組織がすでにOpenFGAを採用しています。

CNCFの最高技術責任者、Chris Aniszczyk氏は次のように述べています。「ユビキタスなクラウドネイティブコンピューティングの推進を使命とするCNCFは、オープンソースプロジェクトが開発者に広く利用されることが不可欠であると考えます。OktaがCNCFサンドボックスにOpenFGAプロジェクトを供与したことは、この目標に対するOktaの献身を裏付けるものです。今後、より協力的で安全で接続されたクラウドエコシステムを構築するため、連携できることを楽しみにしています」 

CNCFメンバーとしてのOktaの旅は始まったばかりです。KubeCon North Americaでは、OpenFGAチームが11月6日から9日までProject Pavillionに出展しています。また、OktaのMaria Ines ParnisariとAndres Aguiarが、OpenFGAによるクラウドネイティブアプリケーションの認証の近代化について講演しました。

コラボレーションとイノベーションを推進し、成長を分かち合うための道のりをOktaがスタートさせたことは、嬉しい限りです。私たちは今後、CNCFコミュニティと協力して、進歩を推進し、クラウドネイティブテクノロジーの未来を形作るために支援すべく取り組んでいきます。

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