Oktaの管理コンソールとダッシュボードがGAでも利用可能に!

Oktaのお客様からは、Oktaで気に入っていることの1つが管理者のエクスペリエンスであるという声がよく聞かれます。アイデンティティとアクセス管理のあらゆるニーズのオーケストレーションを一元化できる点が好評です。Oktaでは、ユーザーを管理したりアクセスを保護するために、さまざまなツールや画面の間を行き来する必要がありません。即座に使用を開始できる構成や、ガイド付きウィザードのシンプルさもご好評をいただいています。Oktaを使用することで、新しいアプリケーションの展開や新しいポリシーのセットアップなど、一般的なジョブを迅速かつ簡単に実行することができ、セキュリティのベストプラクティスを簡単に導入できます。ITは、アクセス制御に労力をかけることなく、ビジネスを促進する課題への対応に注力することができます。これが、Oktaがお客様に高評価をいただいているポイントです。

Oktaの管理者エクスペリエンスのコアとなるのは、Okta管理コンソールです。エンドユーザー向けOktaダッシュボード画面のデザインが最近刷新されたことを受けて、最新の外観と操作性を兼ね備えたデザインに生まれ変わりました。従来の管理婚ロールと比較してより直感的に使用できるようになり、モバイルデバイスでのナビゲーションもより簡単になりました。また、Oktaの管理ダッシュボードのデザインも刷新されてウィジェットが追加され、Okta環境の健全性を診断するための新しい手段が提供されるようになりました。これは、GAの機能の一部として自動的に有効になります。以下に詳しく紹介します。

最新のデザインでアクセシビリティを向上

まず、新しいフォントと色をはじめとして、より美しい外観になりました。視覚的な魅力が増しただけでなく、包括的でアクセシビリティの高いデザインを実現しました。

さらに、ナビゲーションメニューが左側に移動。これがデザインの拡張性と汎用性を強化させる基盤となり、将来的にメニューを追加できる余地が生まれます。各ページ上部には検索バーが表示されるようになり、必要な情報をこれまで以上に迅速かつ簡単に見つけることができます。

アクセシビリティが向上したモダンなデザイン

モバイルフレンドリーなナビゲーション

外観と操作性だけでなく、モバイル端末における管理コンソールの操作性も向上しました。デスクトップやノートPCから離れた場所から管理コンソールにアクセスする際のエクスペリエンスの向上を求める管理者からの要望をうけ、ブラウザウィンドウのサイズに動的に適応し、より小さな画面でも表示しやすくなりました。管理コンソール全体が完全にモバイル対応になったわけではありませんが、将来的に管理コンソール全体のエクスペリエンスをよりモバイルフレンドリーなものにするための基盤となります。

よりモバイルフレンドリーナビゲーション

ウィジェットを使用した新しい管理ダッシュボード

Oktaの管理ダッシュボードは、管理者が管理コンソール画面に移動したときに最初に表示されるもので、管理者が知っておく必要がある最も重要な情報が単一のビューにまとめられています。新しいデザインでは、より実用的なインサイトが管理者に提供されるようになりました。これには、いくつかの新しいウィジェットが使用されます。

  • 概要:ユーザー、グループ、SSOアプリの合計数と変化率
  • ステータス:Oktaサービスのグローバルなステータスと組織固有のエージェントのステータス
  • タスク:管理者が完了すべき重要なタスク
  • 組織の変更:Okta組織に対する特定の管理者変更の監査ログ
  • セキュリティ監視:組織内の優先度の高いセキュリティイベント

ウィジットが追加された新管理ダッシュボード

Oktaは、ダッシュボードに表示される情報をさらにカスタマイズするため、引き続きウィジェットを増やすとともに、管理者がウィジェットを自由にカスタマイズできるようにしていく予定です。

Oktaエージェントの健全性を簡単に表示

Oktaには、Active Directory、LDAP、IWAなどのオンプレミスリソースにOktaを接続するためのエージェントを複数提供しています。複数のOktaエージェントを展開している組織の管理者は、これらのエージェントの健全性を監視し、問題解決のためのより簡単な方法を求めていました。新しいOktaエージェントページには、顧客のオンプレミスサーバーに接続されているすべてのOktaエージェントのステータスとバージョンが表示されます。

エージェントの健全性の容易な監視を可能に

開発者を念頭に置いて構築

Oktaの新しい管理コンソールには、開発者の管理コンソールが取り込まれています。これまで、Oktaは開発者用の管理コンソールを個別に提供していたため、開発者は2つのビューを頻繁に切り替える必要がありました。この余分な作業のために、摩擦と混乱が生じていましたが、新管理コンソールでは、単一のビューを使用することができるようになっただけでなく、開発者に焦点を絞った機能改善もいくつか追加されました。

  • 事前に入力された詳細を含むサンプルアプリをダウンロードすることができる
  • クライアント資格情報を簡単にコピーできる
  • 開発組織の残りのアプリについて、割り当てをすばやく確認することができる

開発者に焦点を当てた新機能

一般提供(GA)で利用可能に

Okta管理コンソールとダッシュボードの新デザインは両方とも、2021年4月時点で一般公開されました。新しいOktaのデザインは、以下よりご覧いただけます。