開発者エクスペリエンスの簡素化:Okta製品の最新機能

Oktaの四半期リリース概要を紹介する時期が訪れました。2023年が終わり、第4四半期(10〜12月)のイノベーションをすべてご紹介できることを嬉しく思います。Okta Privileged Access、フィッシング耐性機能によるセキュリティ強化、Oktaアイデンティティプロセスを拡張して最新のユーザーエクスペリエンスを実現する強力な統合など、最新の機能を詳しくご紹介します。

Workforce Identity Cloudの新機能 
 

MvHzXtNSpu0PKmeFlU46Mt jbAwoG6rx3 TQ81lB9MnWfKioDetxkToHjVgMOZxTteW6YSOwvr3hcY2BN 7e WrGk0ufBuCxEoQbrN680ixnEpNDioOmAFepJznc8Al9sFNyVm3PIhm0fhJKPfBygM0

セキュリティとITの分野では、イノベーションとテクノロジーの進歩の勢いが高まっています。その中で、組織にとって重要資産を保護し、潜在的な脅威からデータを保護することが、かつてないほど重大な課題となっています。

すべてのセキュリティサービスを包括的に一元管理できれば、素晴らしいと思いませんか。この理想が、一般提供(GA)で利用可能になったOkta Privileged Accessで実現しました。Okta Privileged Accessは、オンプレミスでもクラウドでも、特権リソースへの統一的なアクセスとガバナンスを提供し、ユーザーエクスペリエンスを損なうことなく可視性、コンプライアンス、セキュリティを向上させます。堅牢な機能スイートにより、防御を強化し、潜在的な脅威からデータを保護できます。 

Okta Privileged Accessにより、ITチームとセキュリティチームは、不正アクセスのリスクを緩和し、セキュリティ運用を合理化し、規制要件へのコンプライアンスをサポートできます。デジタルの脅威が重大な課題となっている現在、リスクの低減と重要リソースの完全性を実現するため、取り組みを強化することが非常に重要です。

最新のサイバーセキュリティが直面するダイナミックな課題に対応するために設計され、豊富な機能セットを備えたOktaの特権アクセス管理ソリューションは、セキュリティサービスを包括的かつ一元的に制御します。たとえば、JIT Infrastructure Accessにより、システムやリソースへのユーザーアクセスを最短にすることで、脆弱性の発生を最小限に抑え、セキュリティ全体を強化します。Okta Privileged Accessのもう1つの重要な機能であるシークレットの管理は、APIキー、パスワード、暗号化キーなどの機密情報を安全に保存・管理するものであり、Secrets Vaultingが重要データを不正アクセスから保護します。Okta Privileged Accessの詳細については、GAの発表をご覧ください。 

Workforce Identity Cloudに新たに追加されたのは、Okta Privileged Accessだけではありません。たとえば、Okta Device Accessは、  Desktop MFA for Windows(一般提供中)やDesktop MFA for macOS(限定早期アクセスで利用可能)により、デスクトップのロック解除画面での資格情報によるログインに加えて、MFAを活用する追加のセキュリティレイヤーを提供します。

Customer Identity Cloudの新機能

カスタマーアイデンティティへの一般的なアプローチでは、「自社構築」ツール、ポイントソリューション、従来のアイデンティティシステムの上に構築する必要があるため、データのサイロ化とボトルネックがすぐに発生します。今日の顧客は、俊敏性の向上と同時に、詐欺やセキュリティのリスクから保護も求めています。これらの目標をすべて達成するには、テクノロジースタック全体に統合された唯一のテクノロジーであるアイデンティティを起点として取り組んでいかなければなりません。

パスワードを忘れた場合のリセットには、馴染みのある人も多いでしょう。しかし、このプロセスは、ユーザーアカウントの侵害のために攻撃者が頻繁に利用している攻撃ベクトルです。Password Reset拡張性ポイントがGAになり、OktaはパスワードリセットフローにMFAチャレンジを追加して、パスワード回復プロセスでより高いレベルの保証を提供するようになりました。お客様は、すぐに使用開始できるオプションまたはマーケットプレイスのパートナーを利用できます。その結果として、ビジネスはアカウント乗っ取りなどの深刻な脅威からユーザーを保護できます。

Oktaがさらに発表したログイン時のセキュリティを強化する新しいツールでは、新しいUniversal LoginでMFAの選択をカスタマイズできるようになりました。お客様は、Post-Login Actionを使用して、事前定義されたロジック、コンテキストに応じたシグナル、またはアプリ属性に基づいて第二要素を定義することで、拡張性プラットフォームであるActions内でこの機能を活用できます。

他にも多くの機能が発表されました。安全でシームレスなエクスペリエンスを実現する製品機能の詳細については、製品リリースの概要ハブをご覧ください。

「本資料で参照されている一般提供前の製品あるいは製品特性/機能は、予定どおりに提供されない場合、または提供されない場合があります。製品ロードマップは、製品あるいは製品特性/機能を提供することへのコミットメント、義務、または約束を表明するものではありません。したがって、お客様は購入の意思決定を行う上で、それらに依存すべきではありません」