TAL 社の顧客にパスワードレス認証を提供

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Richard M.氏: TAL 社 には、紆余曲折を経て活動を続けてきた150年の歴史があります。18世紀後半に創業した当社は、今ではオーストラリアを代表する生命保険会社へと成長しました。当社は顧客中心の組織であり、お客様とのあらゆるエンゲージメントにおいてポジティブな体験を提供することを目指しています。ITの役割は、TAL 社のビジネスがその野心と目的を達成するためのイネーブラーとなることであると考えています。

Richard M.氏: 多くの組織と同様、当社でもクラウドジャーニーを続けています。そのため、スタッフ、顧客、パートナーなど、クラウドに触れるすべての人が直感的に操作できる、堅牢で持続可能なプラットフォームを提供することに重点を置いています。TAL 社のビジネスでは、お客様向けのMitelオンラインエクスペリエンスの開発に多大な投資を行いました。

Richard M.氏: 当社が開発しなければならなかったソリューションの1つは、まったく新しいカスタマーセルフサービスポータルでした。このブランドは2016年8月に公開されました。テレビ広告も決まっていたので、この日を逃すわけにはいきませんでした。

Richard M.氏: そこで、当社のニーズを満たし、迅速に対応でき、デリバリリスクの低い技術を探していました。そこで、OktaのIDaaS(Identity as a Service)のパターンが有効だったのです。

Richard M.氏: OktaのAPIアーキテクチャは、当社にとって真の差別化要因でした。OktaのAPIアーキテクチャは、当社にとって真の差別化要因をもたらしました。当社では、ログオン画面や登録画面を独自に開発したいと考えていました。これは、TAL 社のWebエクスペリエンス全体におけるシームレスな部分であり、定期的にログオンすることのないお客様は、パスワードを忘れてしまう恐れがありました。そこで、ワンタイムパスワード認証を導入しました。これにより、ログインする際にお客様にメールアドレスを入力していただき、そのメールアドレスに毎回本人確認のためのリンクが送信されます。

Richard M.氏: 当初、お客様のセルフサービスチャネルにOktaを導入しました。その後の18か月で、同じパターンを6つのチャネルに展開しました。私たちは、目下、さまざまなアイデンティティセグメントへの移行に取り組んでいます。そこで、当社のスタッフのアクセスや、Oktaがクラウドアプリケーションへのアクセス管理について非常に優れている点に関して、このテクノロジーをどのように活用できるかを検討していきます。クラウドへの移行が進むにつれて、このテクノロジーの活用方法もより重要になってくるでしょう。

ビジネスブランドの大規模な再編に乗り出したTAL 社のITチームは、顧客との直接的なつながりを深めるオンラインのカスタマーセルフサービスポータルを実装する任務にあたりました。ITチームは、そのためにどのようなソリューションが必要なのか、すぐに理解しました。それは、すばやく配備でき、パスワードレス認証で顧客の登録やログインを行える高品質なアイデンティティソリューションです。