デルモンテ・フーズ社は Okta を活用してクラウドへの全面的な移行を効果的に実現

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人のデルモンテ・フーズ社員が Okta を利用

15 以上

のアプリケーションを Okta で接続

1

年でまったく新しい IT スタックおよびチームを構築

  • 一からの再構築
  • 複雑さの増大
  • 変化への対応
  • 本格展開への道
  • 強固な基盤の構築
一からの再構築

デルモンテ・フーズ社は、IT 環境全体をクラウドで再構築するという、めったにない機会に恵まれました。

複雑さの増大

デルモンテ・フーズ社の IT チームは、クラウドアプリケーションとモバイルアプリが増える一方の状況に、統合アイデンティティおよびモビリティ管理ソリューションの必要性を感じました。

変化への対応

デルモンテ・フーズ社は Okta を導入し、さまざまな場所で働く社員のために、アプリケーションおよびデバイス全体のアクセスを保護しました。

本格展開への道

Okta を最初に配備した際、ヘルプデスクへの問い合わせはゼロになりました。

強固な基盤の構築

デルモンテ・フーズ社のエンタープライズデータを保護するセキュリティは万全で、ユーザーは効果的な業務遂行やコラボレーションのために必要なテクノロジーをスムーズに利用できています。

クラウドとモバイルも簡単に。

デルモンテ・フーズ社は、限られたITチームと新しいモバイルセキュリティソリューションを導入するための厳しいスケジュールの中、Okta Mobility Managementを利用してモバイルデバイスのセキュリティを確保し、新規ユーザーの導入プロセスを合理化しました。

ヘルプデスクが日常的なインシデントに対応しているほとんどの企業において、最も多い依頼がパスワードのリセットです。しかし、Okta を導入することで、一夜にして本質的にこれらのインシデントがなくなりました。

デルモンテ・フーズ社、CIO、Timothy Weaver 氏

前代未聞のチャンス

デルモンテ・フーズ社は、Okta へ移行する前、比較的従来型の IT 環境、つまり、オンプレミスのインフラストラクチャで自社製および他社製アプリケーションが混在する環境を運用していました。この世界的な食品製造・販売会社は、いくつかのクラウドアプリケーションの導入を開始し、社内リソースをモバイルで利用できるようにしました。しかし、ツールの連携性が悪く、すべての社員が適切な機能を利用したり快適に操作したりできることを保証する IT 部門の能力がかなり限定されてしまいました。

デルモンテ・フーズ社は 2013 年、親会社から独立し、新しい会社となりました。デルモンテ・フーズ社の CIO である Tim Weaver 氏は、社内の IT リーダーがめったに得られないチャンスを手にしました。それは、社内の IT 環境を一から再構築する機会です。与えられた期間は 1 年間でした。

プロジェクトを開始するにあたり、Weaver 氏は、エンドユーザーのニーズを中心に、Del Monte の新しい IT エコシステムを形成する構想を打ち出しました。同氏がテクノロジーを評価する際に、最初に取りあげた問題が次の 2 つです。

  • 当該テクノロジーが主張する生産性の向上が、実際に実現できるのか?
  • 当該テクノロジーはどれほど使いやすいか?

Weaver 氏は自分の役割について、テクノロジーを確保および管理することだけでなく、ビジネス全体をもっと効率良く運用し、さらに優れた成果を得られるようにすることでもあるとしています。この務めを果たすため、同氏は次のように述べています。「私たちは、エンドユーザーが日々の生活で使っているテクノロジーと同じくらい使いやすいテクノロジーを彼らに提供しなければなりません」

クラウドとモバイルの活用

Weaver 氏とチームは評価プロセスを通して、クラウドとモバイルをフル活用すべきである、との結論に達しました。「クラウドとモバイルは、IT 戦略にとって、単なる新しい機能ではありません。私たちが築く将来全体を支える新しい柱なのです」と、Weaver 氏は説明します。

同氏とチームは、Microsoft Office 365、Box、ビデオ会議プラットフォームの Blue Jeans Network を短期間で統合しました。その後、シングルサインオン(SSO)、プロビジョニング、アイデンティティ管理のための多数の自社製ソリューションにも取り組み始めましたが、これらのシステムを連携させることはできませんでした。追加されるクラウドおよびモバイルアプリケーションが増えるにつれ、プロビジョニングおよびシングルサインオンプロセス全体を一元管理する必要性が浮き彫りになりました。

それと同時に、モビリティが戦略の重要な柱になってきたため、新しいソリューションポートフォリオをモバイルデバイスに配備する際の管理手段が必要でした。ユーザーがさまざまな BYOD および会社支給のデバイスをスムーズかつ安全に利用できなければなりません。

「また 1 つ別に、モビリティ専用のソリューションを導入したくはありませんでした」と、Weaver 氏は振り返ります。既存のアイデンティティ管理システムとシームレスに連携するソリューションが必要でした。デルモンテ・フーズ社の IT 組織はスリム化されていたので、モバイルアクセスとセキュリティに対するユーザー第一のアプローチを実現する管理の効率化が不可欠になると考えられました。

多様性の管理

デルモンテ・フーズ社はこの他にも、多様性という問題を抱えていました。同社では、極めて多様な役割を果たす社員が、さまざまな場所で働いています。クラウドおよびモバイルテクノロジーが、管理業務のマネージャーにとっても、工場の現場作業者にとっても重要になりました。しかし、それぞれが必要とするツールはまったく異なりました。

Weaver 氏とチームは、アイデンティティ管理プロバイダーを探し始めるにあたって、ユーザーの視点から問題を検討しました。同氏らが採用するソリューションは、社員が属する部署や担う役割を問わず、ユーザーにとって使いやすくなければなりません。

基準に達する

Weaver 氏とチームがこの分野の第一人者である Okta を選んだのは、いわば自然な流れでした。

Okta の統合アイデンティティおよびモビリティ管理ソリューションは、デルモンテ・フーズ社がユーザーをクラウドアプリケーションにアクセスする際に必要としていた、使いやすさとセキュリティを提供します。ユーザーのモバイルデバイスを Okta モビリティ管理に登録した瞬間から、Office 365 のメールをはじめとするすべてのモバイルアプリケーションに対して、ユーザーのプロビジョニングが自動的に始まります。

Weaver 氏はこのように語ります。「セットアップと既存ユーザーへの配備がこれほど簡単とは、正直驚きました」。Okta モビリティ管理の導入時に、デルモンテ・フーズ社の IT 部門が受けたヘルプデスクへの問い合わせはゼロでした。つまり、滞りなく導入できたのです。

Okta は、デルモンテ・フーズ社のインフラストラクチャの中核に位置付けられています。以前の環境で新しいアプリケーションを導入しようとすると何日も、時には何週間もかかっていましたが、今では数時間しかかかりません。

「Okta は当社のオンボーディングおよびオフボーディングプロセスに完璧に適合しました。BYOD でも会社支給のデバイスでも、ユーザーとユーザーが使用するデバイスを同時にシームレスに追加できるのです。社員が退職する場合には、そのデバイスから企業データを確実に削除できます」

— デルモンテ・フーズ社、CIO、Timothy Weaver 氏

Okta のメリット

エンタープライズデータの保護

デルモンテ・フーズ社は、モバイルデバイスのエンタープライズデータを保護するツールを手に入れました。万一、デバイスが紛失したり盗まれたりしても、デルモンテ・フーズ社の IT チームが、Okta の管理者コンソールから当該デバイスの情報を消去できます。そして、最も重要なのは、Okta モビリティ管理が、同一のデバイスでエンタープライズデータと個人データを分けて保持できる、ユーザーにとって使いやすいソリューションであることです。

魅力的なユーザーエクスペリエンス

デルモンテ・フーズ社の社員は、工場の現場作業者から営業担当者に至るまで、自分自身のモバイルデバイスを登録できる使いやすいソリューションを利用しています。メール、アプリケーション、Wi-Fi などのモバイルデバイス設定は、Okta が自動的に構成してくれます。このため、ユーザーは自分にどのアプリケーションが必要か、あれこれ考えなくてすみます。加えて、ユーザーは、自分のお気に入りのアプリケーションを安全に利用できます。IT 部門から個人的な写真やデータを覗かれる心配はありません。

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社員の離職率の低下

社員が優れたテクノロジーを利用できるようになったので、優秀な社員を確保したり、採用したりするデルモンテ・フーズ社の能力が向上しました。Weaver 氏の説明のとおりです。「すべては、現在働いている社員から始まります。社員にとって自分と会社との関係は重要です。エンドユーザーが最新のテクノロジーを使えるように IT チームが効果的にサポートすれば、それだけ会社も魅力ある存在になれます」

デルモンテ・フーズ社は、モバイルデバイスの登録作業を IT 部門からエンドユーザーに移すことで、IT サポートのコストを削減できました。ユーザーはデバイスを登録するとすぐに、メールをはじめとするすべてのモバイルアプリケーションを利用できるようになります。IT 部門からのサポートは一切不要です。

ポリシー管理を利用すれば、会社のすべてのアプリケーションを保護するのと同じ方法でデバイスを保護でき、エンドユーザーにも同じポリシーが適用されます。ソリューションを利用している機器が自分のモバイルデバイスかノートパソコンかで応答が異なり、ユーザーが混乱することはありません。

— デルモンテ・フーズ社、CIO、Tim Weaver 氏

デルモンテ・フーズ社について

デルモンテ・フーズ社は、米国小売市場向けに高品質のブランド食品を生産、供給、およびマーケティングする同国最大かつ最も有名な企業の 1 つで、2014 会計年度の純売上高は約 39 億 US ドルに達します。同社のブランドポートフォリオは強力で、デルモンテ・フーズ製品は米国の全世帯の 60% に普及しています。