サイボウズの「cybozu.com」がプロビジョニング自動化実現のため、「Okta Integration Network」とのSCIM連携に対応

Okta Japan株式会社(本社: 東京都渋谷区、代表取締役社長: 渡邉 崇)は、サイボウズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:青野慶久、以下「サイボウズ」)が運用するクラウドサービス基盤「cybozu.com」で提供するサービス「サイボウズ Office」、「Garoon」、「kintone」、「Mailwise」のプロビジョニング(注1)自動化を実現するため、Oktaが提供する7,300以上のアプリケーションとの事前統合済みテンプレート群「Okta Integration Network」(OIN)とのSCIM(注2)連携に対応したことを発表します。

Cybozu x Okta

「cybozu.com」は、サイボウズが2011年11月から運用を開始したクラウドサービスのプラットフォームです。このプラットフォーム上で企業の業務改善を支えるサービスである「サイボウズ Office」、「Garoon」、「kintone」、「Mailwise」を提供しています。2021年3月にcybozu.comがOINとSAML連携して各種サービスのシングルサインオン(SSO)の設定作業が迅速になったことを発表しましたが、今回、新たにSCIM連携に対応したことで、Oktaを利用する組織や企業のIT管理者は、サイボウズの各種サービスを利用者に割り当てたり、解除したりするプロビジョニングの自動化を実現できます。

さら

埼玉県が職員約12,000人の行政事務のデジタル化推進のためOktaを採用

Okta Japan株式会社(本社: 東京都渋谷区、代表取締役社長: 渡邉 崇)は、埼玉県が職員約12,000人の行政事務で利用する各種クラウドサービス(SaaS)の認証基盤として、Oktaのアイデンティティ管理・認証基盤プラットフォーム「Okta Identity Cloud」を採用したことを発表します。

 
 

saitama zuhan

 
 

埼玉県は2021年3月に「埼玉県デジタルトランスフォーメーション推進計画」(DX推進計画)を策定し、「社会全体のデジタルトランスフォーメーションの実現による、快適で豊かな真に暮らしやすい新しい埼玉県への変革」を目指しています。

そのDX推進計画の一環として、「業務のデジタル化・ペーパーレス化」と「テレワーク環境の充実」を実現するため、各種SaaS導入と、SaaS利用の認証基盤となるIDaaS導入を必須要件とする一般競争入札が2021年6月に実施され、Okta Identity CloudがIDaaSとして採用されました。

導入作業は2021年の7月〜10月の4ヶ月で行われ、11月中旬に職員約12,000人を対象に全庁規模で稼働を開始しました。

導入の概要は以下の通りです。

  • 埼玉県のクラウドシフトで必要な各種SaaSにシングルサインオンでログインできるアイデンティティ管理の認証基盤として、Okta Identity Cloudを採用
  • 県庁職員が利用するSaaS

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