アイデンティティ管理サービスのリーディングカンパニーであるOkta, Inc.(本社:米国・サンフランシスコ 以下Okta)は本日、Oktaのアイデンティティ管理機能を拡張し、企業デバイスへのアクセスを保護する新機能「Okta Device Access」を発表しました。この新機能は、Oktaの従業員向けアイデンティティ管理ソリューション「Okta Workforce Identity Cloud」の一部として、企業デバイスに強力な認証を提供し、従業員のログイン体験を簡素化しながら、組織におけるゼロトラストの実現を支援します。Okta Device Accessは、従来の多要素認証(MFA)を超えて、フィッシング対策やパスワードレス機能を実現するためのOktaの幅広い取り組みの一環です。
ベライゾンの2022年データ侵害調査報告書によると、セキュリティインシデントの60%以上が盗まれた認証情報やフィッシング攻撃によるもので、アイデンティティを狙った攻撃は根強い脅威となっています。リモートワークやハイブリッドワークの拡大に伴い、すべての企業デバイスへのアクセスを保護することが最優先事項となっています。同報告書によると、セキュリティインシデントの約60%はデスクトップやノートPCの紛失や盗難に起因しており、携帯電話を含む他のどのタイプのデバイスよりも多く発生しています