Device Trust:Intuneを使ったiOS端末のアクセス制御

目次 Device Trust Device Trustの設定 動作確認 最後に 前回のブログでは、Device Trustを使いAndroid端末からのアクセスを制御しましたが、本投稿ではiOS端末からのアクセスを制御する方法についてご案内します。 Device Trust Device Trustとは、MDMで配布された証明書やアプリ構成の登録状況を認証ポリシーの条件として利用する機能です。つまり、 Oktaで保護されたアプリケーションへアクセスできる端末をMDM管理下のデバイスのみに制御することができます。 本機能の利用には、Adaptive SSOまたはAdaptive MFAのライセンスが必要です。 Device Trustの設定 はじめに 本手順では…

CSO Conversations:日本担当リージョナルCSO、板倉景子

CSO Conversationsは、Oktaの最高セキュリティ責任者(CSO)であるデビッド・ブラッドベリー(David Bradbury)をサポートするリージョナルCSOへのインタビューブログシリーズです。OktaのリージョナルCSOは、OktaのSecurity Trust and Cultureチームに不可欠な存在であり、グローバルなセキュリティのソートリーダーシップと信頼できるアドバイザーとしての関係を構築し、強化しています。 Oktaでサイバーセキュリティのキャリアを追求しようと思った動機は何ですか? ログインは脅威シナリオの最初のきっかけであり、アイデンティティはその人自身を表すものでもあります。ある調査において、セキュリティインシデントの80…

Okta Developerウェブサイトの歩き方

目次 ユーザー名形式や属性のカスタマイズ(Okta Expression Language・式言語) カスタムドメインの設定 外部Identity Providerの追加 APIの活用 SDKの活用 Okta Integration Networkへのアプリケーション新規登録申請 最後に Okta Workforce Identityの製品ドキュメントは現在Okta Identity EngineとOkta Classic Engineそれぞれ日本語版のドキュメントを提供しています。手前味噌ながら、これらのドキュメントは分かりやすくまた詳細に記載されており、お客様からもOktaを支持頂いているポイントの1つです。このドキュメントとは別にOkta…

OktaによるPersonaを使用したアイデンティティ検証の導入

このブログはこちらの英語ブログ(2025年2月5日公開)の機械翻訳です。 リモートワークが一般的になるにつれ、今日の組織は重大な課題に直面しています。それは、システムやデータにアクセスするユーザーが、実際の本人であることの保証です。Oktaでは、様々な場所からリモートで働く従業員が非常に多いため、本人確認(アイデンティティの検証)にPersonaを活用しています。 脅威の現状 現在、特にサイバーセキュリティ業界において、個人が不正な、また盗難されたアイデンティティを使用して、ターゲットを絞った企業に就職を申しこむことが非常に多くなっています。 こうした人物は、その職務に必要なスキルや能力を備えておらず、企業のリソースを浪費する可能性があります。 極端なケースでは…

はじめてのOkta Workforce Identity [第9回] OpenID Connectってなんだ?

目次 なぜ、OAuth 2.0は「認可のプロトコル」と言われるのか? OIDCは「認証のプロトコル」である OIDCの動作確認 まとめ 本ブログ記事では、Okta Workforce Identity とSaaSアプリ間のフェデレーションで利用できるOpenID Connect (以降、OIDC) について触れてみたいと思います。 認証に関わっていると、「OAuth 2.0は認可のプロトコルだから、認証に使っちゃダメ!認証にはOIDCを使いなさい!」という話を聞くことが多いと思います。 「OAuth 2.0だって認証するじゃん。なんで認可だけなの?」っていう疑問を持って悶々としたままの日々を過ごしていませんか? 「正直、OAuth 2.0とOIDCってどう違うのか、よく分からない。。。…