Okta FastPass、デバイスに紐づいたパスコードオプションでフィッシング耐性を拡大 このブログはこちらの英語ブログ(2024年2月6日公開)の翻訳、石橋禎史によるレビューです。 強力なアクセス管理ソリューションは、高いセキュリティ保証水準を確保するよう、相乗効果のある複数のセキュリティ要素を含めた強力なMFA基盤の上に構築しなければなりません。サイバー保険会社からNISTをはじめとする標準策定組織にいたるまで、セキュリティ専門家は可能な限りMFAを実装することを推奨しています。また、どの要素を実装するか検討する際、生体認証はユーザーアイデンティティの確認に非常に効果的な方法であり、知識要素と比べ、盗難やなりすましに対しはるかに高い保護を築くことができます。 生体認証とOkta FastPassを組み合わせたゼロトラストのフィッシング耐性をもつ認証機能なら…
開発者エクスペリエンスの簡素化:Okta製品の最新機能 Oktaの四半期リリース概要を紹介する時期が訪れました。2023年が終わり、第4四半期(10〜12月)のイノベーションをすべてご紹介できることを嬉しく思います。Okta Privileged Access、フィッシング耐性機能によるセキュリティ強化、Oktaアイデンティティプロセスを拡張して最新のユーザーエクスペリエンスを実現する強力な統合など、最新の機能を詳しくご紹介します。 Workforce Identity Cloudの新機能 セキュリティとITの分野では、イノベーションとテクノロジーの進歩の勢いが高まっています。その中で、組織にとって重要資産を保護し、潜在的な脅威からデータを保護することが、かつてないほど重大な課題となっています。…
Okta、アイデンティティのセキュリティ態勢を強化するためSpera Securityを買収 Oktaは、アイデンティティ脅威の検知とセキュリティ態勢の管理能力を強化するため、アイデンティティのセキュリティプラットフォームを提供するSpera Securityを買収する正式契約を締結したことを発表します。 今年初めにフィッシングに強いパスワードレス認証機能である「Okta FastPass」の主要機能を発表し、Oktaneでは「Identity Threat Protection with Okta AI」を発表しました。また、11月には「Okta Privileged Access」を一般公開でリリースしました。今回の買収は、セキュアなアイデンティティ製品への投資を継続し、すべての人があらゆるテクノロジーを安全に利用できるようにするというOktaのビジョンをさらに推進するものです…
OktaがCloud Native Computing Foundation(CNCF)に参加 | Okta 独立系パートナーとしてアイデンティティをリードするOktaが、Cloud Native Computing Foundation(CNCF)のメンバーになったことをお知らせします。このパートナーシップは、進化し続けるクラウドネイティブテクノロジーの世界に対するコミットメントをさらに前進させ、現代のデジタル環境に安全でシームレスなアイデンティティおよびアクセス管理を提供するという当社のコミットメントを改めて明確に打ち出すものとなります。 CNCFは、クラウドネイティブ(クラウドネイティブとは?)のエコシステムでイノベーションの中心的役割を担い、クラウドネイティブテクノロジーの開発と採用のためのオープンで協力的な環境を醸成しています…
Okta Personalを加速するためUnoがOktaに参画 本日、デザイン重視のコンシューマー向けパスワードマネージャをリードするUnoの開発チームがOkta Personalの展開を加速させるためにOktaに参画し、今日のコンシューマー向けパスワードマネージャを超えるパーソナルアイデンティティ製品を提供するというビジョンの達成を支援することを発表できることを嬉しく思います。 Okta Personalとは? Okta Personalは当社初のコンシューマー向け製品で、複数のデバイスにまたがるすべての個人用アプリのパスワードを安全に保存、保管、自動入力できる無料のパスワードマネージャーです。この重要な市場ニーズを満たすだけでなく、Okta Personalの立ち上げは…
Oktaでパスキーを使って顧客ログインをより迅速、簡単、セキュアに Customer Identity Cloudを使用して、より強固なセキュリティと優れたユーザーエクスペリエンスを実現するために、サインイン方法としてパスキーを簡単に追加できます。 本日、Okta Customer Identity Cloudの認証方法として、全プランのすべてのお客様を対象とした早期アクセス機能として、パスキーが利用可能になることを発表いたします。 パスキーは、パスワードレス認証に使用される発見可能なFIDO認証資格情報であり、すべてのデバイスにおいて、より速く、より簡単で、より安全なログイン体験を消費者に提供します。パスキーは、フィッシングに強く、パスワードに代わる有効な手段として、またユーザーエクスペリエンスを向上させるものとして、Apple、Google…
Oktane 2023: AIとアイデンティティでその先へ Oktaneを11年間続けてきて、アイデンティティ業界の前途の機会について議論し、Oktaの次を学ぶために集まったアイデンティティの専門家のグローバルコミュニティに対して、いまだに畏敬の念とインスピレーションを感じています。しかし、今年はいつもと違いました。 この数カ月は、私がこれまで目にしてきた中で最も重要な時期でした。数十年にわたって開始と停止を繰り返してきた後に、AIの瞬間がやってきました。私たちは今、奔放なテクノロジー進歩の崖っぷちにいます。 開発者、起業家、企業がAIを受け入れ、成功するにつれ、私たちはAIを中心にアプリケーション、ツール、機能、他のプラットフォームまでもが構築される新たな波を目にすることになるでしょう。この先に待ち受けるイノベーションは、私たちを驚かせ、興奮させ…
生成AIのパラダイムシフトがアイデンティティにもたらすこと 生成AIは、私たちの世代で最大のテクノロジーパラダイムシフトです。根っからの技術者である私は、その可能性にこれ以上ないほど興奮しています。 ここでは、AIの未来におけるアイデンティティの役割、AIが脅威の状況に与える影響、OktaのAI機能、そしてOktaneにおけるOktaとAIの次なる展開について、私がどのように考えているかをご紹介します。 AIにおけるアイデンティティの役割 私たちは皆、テクノロジーシフトの力を目の当たりにしてきました。クラウドへの移行はOktaにとって初期の変曲点であり、アイデンティティはクラウドの急速な普及と世界的な規模の拡大の原動力となりました。AIは、より多くのテクノロジー、より多くのアプリケーション、より多くの接続…
Oktaでパスワードレスを実現した方法 OktaのCIOであるAlvina Antarが、Oktaで利用する業務アプリの100%パスワードレス化を達成したことを発表しました。当社のOktaテナントから接続されたすべてのアプリケーション、リソースが、パスワードレスでフィッシングに強い認証ポリシーを使用するようになり、ユーザーエクスペリエンスとセキュリティ態勢が大幅に向上しました。 本年8月30日には、Okta on Oktaがアプリケーションアクセスポリシーの最終設定をロールアウトし、正式にこのマイルストーンを達成しました。しかし、このゴールは物語のほんの一部に過ぎません。ここでは、私たちがどのようにこの取り組みをしてきたのか、その裏側を覗いてみましょう。 この取り組みの始まり Oktaにおけるパスワードレス化の取り組みは…
ゼロトラストの採用はOktaから:ITセキュリティへの最新の道筋 今日のダイナミックなデジタル環境における大きなパラダイムシフトとして、ゼロトラストアーキテクチャが登場しました。脅威が絶え間なく進化し、デジタル環境がますます複雑化している状況では、暗黙の信頼に挑戦する包括的なセキュリティアプローチを採用する必要があります。ゼロトラストにより、高度な脅威に対する効果的な保護を実現し、貴重なデータ資産を保護できます。 ゼロトラストセキュリティアーキテクチャとは? ゼロトラストとは、「決して信頼せず、常に検証する」という原則に基づくセキュリティモデルです。つまり、組織のデジタル環境内で、ユーザー、デバイス、ネットワークをデフォルトで信頼しません。そのためには、場所やネットワーク接続に関係なく、ユーザーとデバイスの継続的な認証、認可、検証が必要です…