Industry Insight

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ベストオブブリードのテクノロジーとは? 単一ベンダーとの比較

「ベスト・オブ・ブリード(Best of Breed)のテクノロジー」とは、ニッチまたは特定カテゴリにおける先進的なアプリケーション、システム、またはソフトウェアを組み合わせることを指します。そのことから、ベスト・オブ・ブリードは「マルチベンダー」とも呼ばれています。 組織がテクノロジースタックの構築でベスト・オブ・ブリード(または「ベスト・イン・ブリードのテクノロジー」)のアプローチを取る場合は、特定の目的に応えるさまざまなツールを選択することになります。別の言い方をすれば、複数の領域を対象範囲とする単一のベンダーから製品スイートを購入する代わりに、多くのベンダーの専門ソリューションを採用し、それらを統合することになります。 たとえば、あるベンダーの人事ソリューション(Workdayなど…

すぐに利用できるアイデンティティ/アクセス管理サービスが必要な「5つの理由」

新規にアプリケーションを開発する場合でも、レガシーなアプリケーションをクラウドに移行する場合でも、すべて自社で行うのか、あるいは開発・移行作業をより簡単・迅速に行うため、すぐに利用できる外部サービスを採用するのか、いずれかの選択を迫られる場面は少なくないでしょう。クラウドネイティブとは? Webやモバイルアプリケーションにメッセージ交換機能を提供する「Twilio」や、モバイルやWeb向けの決済システム「Braintree」など、既存アプリケーションと連携して利用可能なサービスが人気を集めているのは、生産性の高い開発チームがアジャイル性を維持できるようになるだけでなく、運用コストを抑えられるからです。 アイデンティティおよびアクセス管理(IAM)についても同様です。見落としがちですが…

強力なラップトップセキュリティを実践するための6つのステップ

「仕事用コンピューターを保護する方法」や「ラップトップのセキュリティ・ウイルス対策」といったセキュリティに関する質問を検索したことがあるのなら、この記事がお役に立つでしょう。ここでは、次のような一般企業のノートパソコンのセキュリティの質問にお答えします。 公共ネットワークで自分のノートパソコンのセキュリティを保つには? 自分のコンピューターに最適なセキュリティシステムは何か? パスワードは安全か? 仕事用のノートパソコンを、より適切に保護するためにできることはたくさんあります。会社のノートパソコンのセキュリティに関する6つのステップをお読みください。 会社のノートパソコンには、パスワードや機密文書から財務データや個人データまで、あらゆる種類の貴重な情報が保存されています。そのため…

ソーシャルログイン実装の必要性とは

ソーシャルログインとは、SNS(GoogleやFacebookなど)の情報を使用して、サードパーティのアプリケーションやプラットフォームへのログインを容易にする仕組みです。また、ソーシャルログインは、ソーシャルサインインまたはソーシャルサインオンとも呼ばれています。ソーシャルログインのプロセスは、サインインと登録のエクスペリエンスを簡素化することで、アカウントを作成する必要がある場合の代替手段を提供するように設計されています。 ユーザーにとって、ソーシャルログインはサイトやアプリに摩擦なくアクセスできるメリットがあるログイン方法です。過剰な資格情報を必要とせず、面倒な登録手順をスキップできます。 開発者や企業にとって、ソーシャルログインはユーザーの検証を合理化すると同時に…

データ窃取とは?

データ窃取とは、企業のデータベース、デバイス、サーバーに保存されている情報を盗む行為のことです。この形態の情報窃取は、あらゆる規模の企業にとって重大なリスクであり、組織内外で発生する可能性があります。 データ窃取という用語は、この種の侵害が悪意に基づいているという印象を与える可能性がありますが、必ずしもそうではありません。たとえば、従業員が安全でないフラッシュドライブで情報を持ち帰ったり、契約終了後も情報へのアクセスを保持したりする場合があります。 従業員データは本人が気が付かないうちに、悪意によって盗まれることがよくあります。それは、パスワード管理の不備や安全でないネットワークを悪用したハッカーによって、従業員のアカウントや個人用デバイスが侵害された結果です…

Okta、Zoom、Slack、BoxのCEOのディスカッション:危機を乗り越え、ニューノーマルを生み出すまで

COVID-19、人種差別に関する待ったなしの対話、分散型の働き方への移行など、今年はいくつもの危機がありましたが、同時に変化のチャンスもありました。 このような危機を乗り越えて「ニューノーマルな働き方」へ向かうためには、安定したリーダーシップが必要です。今日のテクノロジー業界のリーダーは、従業員と家族の健康を守る責任を負っていると同時に、進化するビジネス環境の中で顧客が成功するためのリソースを確保する役割を再定義しています。 この状況を受け、Oktaは先週、BloombergのEmily Chang氏を司会に迎え、ユニークなイベントを共同開催しました。この特別バーチャルイベントには、Okta CEOのTodd McKinnonが、Zoom CEO/共同創業者のEric Yuan氏…

個人データの不正利用とは?

データの不正利用とは、情報を想定されていない方法で使用することです。ユーザー契約、企業ポリシー、データプライバシー法、業界規制はすべて、データの収集と使用方法に関する条件を設定しています。データの不正使用は、これらの要件に違反するということになります。 データの盗難とは異なり、データの不正使用は、必ずしもサイバー攻撃の結果として、または所有者の同意なしにデータが収集されたときに起こるとは限りません。内部不正防止ガイドラインで規定されている従業員によるデータの盗難を防ぐことは重要ですが、データの不正利用は、多くの場合、利用許可範囲が無視されていることを意味します。ユーザーが進んで企業に個人情報を提供しても、企業はユーザーが同意していない目的でその情報を使用または共有することがあります。…

COVID-19が働き方に及ぼす影響:Zoomブーム + MFA(多要素認証)が果たす大きな役割

COVID-19のパンデミックは、人々の暮らしと働き方の両方を劇的に変えました。Oktaが本社を置くカリフォルニア州をはじめとして、米国の多くの州が屋内退避やソーシャルディスタンシングの命令を発出し、多くの労働者がリモートワークを余儀なくされています。地方政府や中央政府が指針を出していない場合でも、多くの企業はオフィスを閉鎖することを選択しています。その結果、全世界の何百万人もの人々が初めてリモートワークを利用しています。 世界中の組織は、長年にわたってビデオ会議を使用してきました(Skypeは2003年に設立され、Zoomは2011年に創業されました)。しかし、リモートで働く同僚とのつながりを維持するための新しい方法が必要となっている現在…

マイクロサービスにおけるID認証・管理方法とそのメリット

近年、Netflix、Amazon、Uber、eBay、Grouponといった大手テクノロジー企業を筆頭に、テクノロジーとビジネス戦略の一環として、複数の小さなサービスを組み合わせて1つのアプリケーションを実現する「マイクロサービス」を採用しています。システム開発、ひいてはビジネスに優れた俊敏性や拡張性をもたらすことから、今やあらゆる規模の企業が、自社のビジネスの成長にマイクロサービスが不可欠であることを認識しています。 すべてのサービスとコードが大規模かつ複雑に組み合わされ、1つのアプリケーションとして提供される従来型の「モノリシックアーキテクチャー」とは異なり、マイクロサービスは、アプリケーションにおける様々なコンポーネントを提供する「自律型ユニット」です。つまり…

シングルサインオン(SSO)のデメリットになりうる課題と解決

Oktaでは、認証とセキュリティに関する最新のアイディアやベストプラクティスの共有を積極的に行っており、その中には認証やセキュリティに関する誤解を解く作業もあります。このブログは、シングルサインオン(SSO)に関する良くある勘違いや誤解を解くシリーズの第 4 弾です。今回は、SSO(シングルサインオン)に関してOktaが把握しているすべての課題・デメリットをご紹介し、紐といていきたいと思います。 SSOの導入には時間も労力もかかる、というのが一般的な考えです。ADFなどの従来のソリューションではそのとおりかもしれません。しかし、最新のクラウドベースのSSOの場合、そのようなデメリットはありません。 SSOを導入しなかった場合に起こる課題 現在、火曜日の午前11時15 分です。Laura は…

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